喜界島の皆さんから学んだこと(東京都出身 看護師4年目)
2021.04.21
私は急性期から慢性期まで幅広く対応できる看護を勉強したく、離島医療の現場に来ました。
喜界島で学んだ経験は新鮮な事ばかりでした。
私の所属する外来では、患者さんは0歳から100歳まで本当に幅の広い年齢の方が様々な症状で来院されます。
そのため必要な知識や技術もとても幅広く、経験の浅い私にとっては大変なことも多かったですが、皆さん優しく教えてくれて学びになることばかりでした。
スタッフの皆さんはもちろん患者さんもたくさん声をかけてくれ、
「遠くからこの島に来てくれてありがとう!いっぱい勉強して頑張るんだよ!」
という励ましの言葉に私自身が何度も救われ、看護師としてだけではなく人としても島の皆さんに成長させてもらえたと思っています。
喜界島は風が強いときは寒く感じる日も多かったですが、プライベートではバイクが好きでしたので、天気の良い日は島を一周するのが楽しかったです!
コンビニはないですが、Aコープやふくりというスーパーマーケット、お弁当屋さんなどが自転車圏内にあり生活に不便を感じることはありませんでした。
料理が苦手だったのですが、島の野菜が格安でそれを使って料理をするのが楽しくて腕が上がった気がします。
喜界島での日々は応援に来たつもりが、どこか島の皆さんから応援してもらった気もする時間でした。
喜界島のスタッフの皆さん、そして何より喜界島の患者さんから頂いた学びを活かし、看護師としても人としても成長していきたいと思います。