東京を離れて初めての離島ナースとしての挑戦~対馬病院へ~

2025.03.09

長崎県対馬病院へ半年間の予定で看護師として勤務をしています。
以前より地域医療に興味があったこと、そして看護師として離島・へき地医療を経験してみたかったことが重なりRIKAjobに応募しました。

RIKAjobが行っているオンライン個別面談にて対馬病院を紹介していただいた時は、まず「対馬ってどこ?」と思ったのが正直な感想です。
ですが、実際の対馬は自然や歴史などが随所にあり、とてもとても奥深い島です。

私の配属部署は急性期病棟となりました。
私は病棟から6年も離れていたので病棟配属について不安はありました。
ただ、スタッフの皆様が何でも教えてくださるので安心して働くことができています。
印象的なことは転棟のときの申し送りに、必ず患者さんの家族構成や生活背景が含まれています。生活レベルでの個々の状態が分かるのは、地域病院ならではのことだと感じました。

また対馬病院は離島でありながら比較的設備が整っていると感じ、スタッフもスキルの高い方が多いです。
私も日々勉強になっており、スキル面での経験値(キャリア)をあげたい方にも、とてもおすすめできる病院です。

私は看護師として10年過ぎた頃から、看護師として何がしたかったか立ち止まることが増えました。
プライベートでは子どももいるため、生活すべてを変えて新しい環境に行くことはハードルが高かったのです。
ただ、身近な大人が新しいことに挑戦する姿は子どもに良い影響を与えることもあると信じ、自分の内側に感じるものを大切にしようと思い今回飛び込みました。

宿舎に家族が泊まることも問題なく、夏休みは家族で島暮らしを満喫する予定です。

子持ちの私の背中を押してくれたのは、ジャパンハートのホームページにある『半年ほどの時間と経験を日本の地域医療のために差し出してくれないか?』という言葉でした。

迷った時はまずやってみる。
途中でこんなはずではなかったと思うこともあるかもしれませんが終わった時にはきっと達成感があり、また新しい人生が始まるのではないかと自分自身に期待しています。
派遣終了まで、離島での今の時間を無駄にせず過ごしていきたいです。

最後になりますが、私はウニが苦手だったのですが、採れたての対馬のウニは最高に美味しいです。

RIKAjob担当 看護師 伊藤

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