【小値賀島 特別養護老人ホーム 養寿園より】長崎県の小さな島 小値賀島での看護師生活(大阪出身・看護師14年目)
2023年4月から小値賀島の養寿園で勤務させていただき、5ヶ月が過ぎました。
来た当初は初めての離島での一人暮らしや業務に慣れるか、島の方々に受け入れてもらえるのだろうか、など不安もいっぱいでした。
でも職場のスタッフの方々には、本当に温かく迎えていただき、優しく声をかけていただきながら私が働きやすいように、たくさんご配慮くださいました。
方言が早くて理解できない時には翻訳してくださったり、使い方を教えて下さったり、今ではだいぶ理解できるようになりました。
看護師よりも介護職のスタッフが圧倒的に多く、洞察力、観察力がとても素晴らしく、教えていただくこと、勉強になることばかりです。
特に認知症ケアに関しては、入居者の方の本質やお人柄を理解、尊重した関わりで笑顔を引き出し、とても温かいケアから、人としても沢山のことを感じ、学ばせていただいています。
島の暮らしでは、コンビニはありませんが、宿舎から徒歩圏内に、食料や日用品がまとめて売っている商店が4軒ほどあり、生活に困ることは特にありません。(少々物価は高めですが…汗)
なによりも、スタッフの方は自給自足されている方が多く、毎日のようにお野菜やお魚、お米、果物など、その季節に収穫された新鮮な食べ物を、ありがたいことに本当に沢山いただきます。
いただきすぎて申し訳なくなることもありますが、遠慮すると怒られます。(笑)
休みの日には、同僚と島巡りにでかけたり、なんといっても海が本当に綺麗です!小値賀の海の色は他の海とは違うなんとも言えない深い綺麗な色です。
海面に反射する朝日や夕日で赤く染まったり、太陽でキラキラ輝いたり、仕事中も見惚れています。マリンスポーツが好きな方はダイビングしたり、サップができるところもあります。また、島のどこからでも釣りができ、釣り放題だそうです。
そして、夜は満天の星空で流星群の時は流れ星だらけですごかったです!都会では本当に見られない数の星空です。
どの島でも虫との共存は避けられませんが、それは慣れます。野生のカブトムシやクワガタにもで会えます。
宿舎は2023年に建ったばかりの新築で、家具や家電もまっさらで、とても快適な生活をさせていただいています。
6ヶ月の派遣予定でしたが、美しい自然に囲まれた小値賀島での暮らしや素敵なスタッフさん達ばかりの職場でまだもう少し働いていたいと思い、延長することにしました。
是非、この小値賀島の魅力を毎日感じながら、看護師として働く経験をオススメします!