【喜界徳洲会病院より】人の温かさを感じる離島医療(群馬県出身 看護師5年目)
私は実家の群馬を出て、東京の大学病院で約4年間勤務しました。
その病院は急性期病院であり、配属もICU・救命センターと高度な医療環境でしたが、数字や機械を追う冷たい看護観に疑問を感じて退職しました。
次の職場を探す中、元々ジャパンハートの活動に興味があり、「RIKAJOB」を見つけました。
温かみのある環境で働きたく、人の繋がりを感じることができると思い僻地医療に参加しようと思いました。
また、南の島で生活しながら働けるのも今だけだと思い、思い切ってエントリーして、喜界徳洲会病院にて離島ナースを始めました。
現在一般病棟で働いています。島だからと言って業務は楽ではありませんが、忙しいながらも笑いながら楽しく働くことができています。
患者さんは高齢の方が多く、方言で話しかけられるとほとんど理解できない状況は今でも続いています。
しかし、島のスタッフに聞きながら解読し、雰囲気で徐々に慣れてくるので業務で困ることはほぼ無くなり、私も時々島の言葉で話しかけるようになりました。
喜界島には綺麗な自然がたくさんあるので本島ではできない経験を沢山しています。
仕事に疲れたら海や星を見て気分転換、本当に癒されます。
また、島に来てから釣りにハマりました。
先輩方や飲み屋の店主、コーヒー屋のマスター、先輩のお父さんなどに教えて頂きながら釣りを楽しんでいます。
無料で船を出して頂いたり、釣れた魚を捌いて料理して頂いたりと新しい趣味を見つけました。
毎日自然を感じながら過ごすことができるのでメンタルが充実し、仕事とプライベートの両立ができています。
ただ虫にはまだ慣れません。ヤモリが多いことと蜘蛛が大きいことに驚いています。
家の中に入ってくることもありますがこれも島の生活だと思い楽しんでいます。