離島の病院見学へ!!~奄美大島にある名瀬徳洲会病院・喜界徳洲会病院~

離島医療に興味がありつつも、実際の離島の病院って?奄美ってどんなところ?住む場所は?など気になることも多い離島医療への参加。
RIKAjobでは、病院見学も随時行っており、今回は2島2病院の見学に行かれた方の感想をいただきました。
◇日程:2泊3日
◇見学した病院:①名瀬徳洲会病院②喜界徳洲会病院
見学してみた感想
名瀬徳洲会病院では、希望の病棟を選んで見学させて頂きました。どの病棟も、スタッフ同士でコミュニケーションを取りながら助け合って業務に当たっている様子がありました。私は看護師の経験が浅いということが不安だったので、分からないことを聞ける環境があることで不安が軽減しました。
喜界島徳洲会病院では、病院全体を案内して頂き病棟見学をしました。病院のロビーでは、患者さん同士が知り合いという光景があり、お互いを心配しながらも楽しそうに会話する様子がありました。島ならではであり、島民の温かさを感じました。病棟には、応援ナースで来ている看護師さんも沢山いて、島で楽しく生活している様子が伺えました。新しいピカピカの病院は、モチベーションを保ちながら仕事できると思いました。
働くならこんな事がしたい!!
今までの経験を活かしつつ、新しいことを学び看護して行きたいです。へき地だからこそ、患者さんの意思を尊重できるように関わりたいです。またへき地であっても、患者さんが望む医療を受けられるようサポートしていきたいです。
プライベートではこんな事がしたい!!
休日を活用し近隣の島に出かけたり、島ならではアクティビティなどで満喫したいです。日々のストレスを買い物や暴食ではなく、美しい海を眺めたり泳いたりで、発散して身体にも心にも健康な生活をしたいです。
寮の感想
家具や家電は揃っており、自分の服や食器を持ってくれば今にでも住める状態でした。病院との距離や部屋の広さは様々と伺いましたが、私が見学させていただいた各島の部屋は、1Kでも広く、きれいで十分な環境だと思いました。
島やへき地の雰囲気や環境への感想
奄美大島は、住みやすそうという印象を持ちました。地元が北関東なので、環境は地元に似ているような感覚もありました。名瀬にはコンビニやスーパーのほか、オシャレなカフェなどもあり、車があれば不自由なく生活でき、楽しめると思いました。近隣の諸島へのアクセスも良いため、休日を有効活用できると思いました。
喜界島は、北関東から来た私からしても島らしい田舎だと感じました。私はとても好きな雰囲気でした。コンビニはなかったですが、スーパーは22時までやっていて仕事終わりにも来れるので問題と感じませんでした。ふらっと立ち寄った居酒屋で出会った島民の方が「なければ、作ればいい」と言っていたのが印象的でした。
ファストフード店などチェーン店は無いけど、なら、美味しいものは自分で作ればいいと仰っていて、無いものに目を向けてばかりいた自分に気づきました。内地に住んでいる今は、ダイエット!ということでファストフード店は行かないと宣言しながらも、新作という広告を見ると、急いで買いに行っているのでその存在がないのは私に適しているかもしれません。
最後に
奄美大島と喜界島の2島を見学して、隣同士の島でも雰囲気が違ったため、見学して実際を見れて良かったです。
元々離島が好きで、「暮らすように旅をする」という旅行スタイルが好きなので、見学を通して離島医療に携わりながら念願の「暮らす」が目前であることを嬉しく感じました。
師長さんから「来てくれることが嬉しいから、心配する事はないよ。」と仰って頂き色々な不安も解消され、今にでも島に移住したくなりました。
自分のやりたかった離島医療へ楽しみでいっぱいになる見学となりました。