【青森県 大間病院より】最高の仲間・最高の宝物 ~出会いに感謝 ご縁はつづく~大間病院 吉田総看護師長より
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本州最北端にある大間病院。
医療資源が乏しくても、へき地の住民は自分達で守る。やれることは全てやる。
自分は総師長になり7年になります。
わが大間病院は慢性的な看護師不足であり、2020年RIKAjobから派遣を頂きました。
現在まで13名の素晴らしい、素敵な素敵な看護師さんと出逢いました。
その出会いは北海道・関東・沖縄・中部・北九州など全国に渡ります。
振り返ると様々な思い出があります。
・方言手帳を作った方
・多重課題を持つ患者様への在宅指導パンフレットを作成し、指導を含めた退院調整を行った方
・終末期の患者様に寄り添い家族と共に涙しながらエンゼルケアをした方
・へき地の暮らしに興味を持ち休日のたびに海釣りや山菜取りに励んだ方
・県内の温泉巡りや、寒い冬は一緒に鍋を囲んだ
などたくさんの物語があります。
スタッフもいつも来ていただき感謝しています。
沖縄から来られた看護師さんへ、沖縄では雪のある生活がないため、夜勤明けで宿舎の前に「雪だるま」があったら喜んでもらえるかも…と思い、地元の同僚看護師が作った芸術作品の雪だるまでのお出迎えもありました。
みんな言ってくださる言葉
【青森は四季折々楽しめ,人は温かく…また絶対来ます。青森が大好きになりました!!】
この地に生まれこの地で過ごす自分たちは日頃感じないことでも、縁あって来て下さる看護師さんにとっては喜んでもらえて何よりです。
同僚の仲間も山菜や魚介類の差し入れなど、仕事では一緒に笑い、時には一緒に悩み、初めて会った感じがなく輪に溶け込んでいる風景を見ます。
常に寄り添う看護を追及し「やれることは全てやる」
その看護は目に前にある患者さんの笑顔が見たいからです。
様々な出会いには物語があり、その出会いから多くを学ぶ事は多いです。
成功体験や失敗体験も振り返りながら仲間でフォローし合うスタッフは最高の仲間であり最高の宝物です。
そのご縁は今でも続き、2024年11月中旬 大阪から遊びに来てくれた看護師さんが居ます。
嬉し涙涙です。
ご縁は人生も変えてくれます。
大間の経験は自分の進みたい道、やりたい看護が見つかる。
死生観を学びたい、緩和ケアを学びたい、訪問看護を極めたい。
様々な道に進まれてます。
大間がスタート地点であり
全国各地、いや国際で活躍されている方々へエールを送ります。
出逢えたご縁は絆となって
「大間が大好きです。また来まーす!!」
と手をふり
私自身もそれぞれの価値観に触れ改めて寄り添う看護に感動してます。
出逢いに感謝
へばねー(またね〜)