【大間病院・沖永良部徳洲会病院】働く看護師さん・助産師さん達にインタビューをしました!第3弾

2022.01.26

僻地・離島の各病院で働かれている看護師さん・助産師さん達にインタビューをしました!
今回はリカジョブ派遣者へのインタビュー企画の第三弾となります。

派遣場所は、沖永良部徳洲会病院、国民健康保険大間病院です。
皆さんが僻地離島で働きたいと思った経緯や、実際に僻地離島の病院で働き始めてみての感想やリアル、プライベートについてなど色々と興味深いお話を聞く事ができました!

今回インタビューにお答えいただいた看護師さんたちはそれぞれ、職務歴9年、15年また多職種として働いておられた方と様々なキャリアをお持ちの方々です。

目次
1.僻地離島で働く経緯や動機
2.仕事や生活のギャップは?
3.プライベートの過ごし方は?
4.生活環境やプライベート過ごす中で困っていること
5.離島へ来る前に経験した科
6.アイランドホッピングについて

▼第一弾の奄美大島で働く方たちへのインタビューはこちら
≪前編≫ / ≪後編≫

▼第二弾の小値賀島・隠岐島・喜界島で働く方たちへのインタビューはこちら
https://rikajob.net/archives/news/interview-with-a-nurse-on-a-remote-island-3

Q.1 皆さんが僻地離島の病院へ行こうと思った経緯や動機、きっかけはどのようなことですか?

A.元々スポーツクラブでインストラクターとして働き、その後看護師の資格を取得しました。
コロナ禍で少し疲弊し、これからどのように働いていくのが自分らしいかと考えている中で、色んな人に会って色んなことを経験したいと思っているので、一つのところに留まらずに挑戦できるリカジョブは自分に合っていると思いました。
ジャパンハートは海外医療もやっているし、災害支援にも興味があるし、南の方で勤務したことがあるので、東北に行ってみるか!で来てみた感じです。

A.都会の病院で9年間ずっと働き、毎日同じことの繰り返しな気がしてずっとここにいても成長はないと思い、環境を変えたかったことと、寒い時期に寒いのが嫌だったので暖かいところへ行きたいと思い、離島にも興味があったので来ました。
ナースパワーにも一回問い合わせましたがあまり紹介してもらえないことと、離島ホッピングが魅力的でRIKA Jobを選びました。

コメント:離島医療に元々興味があったり、看護師キャリアや人生を考えた時にRIKA Jobでの離島支援を視野に入れてくださる方が多いようですね。RIKA Jobでは派遣先によって派遣期間も3か月から開始できたり、派遣先も東北から南の離島まで様々あるので、自分のやりたいことや得たいキャリアに沿って勤務先を選んでいただけることが魅力だと思います。きっかけは人それぞれ様々ですが、少しでもリカジョブに魅力を感じていただけたら一歩踏み出せてもらえたらと思います。

Q.2 実際の僻地離島の病院でのお仕事はどうですか?イメージと現実のギャップに驚いたことなど、率直な感想をお願いします。

A.思っていたより、看護師などのマンパワーがあるなと思いました。ただ、外来や透析、訪問診療など全部をスタッフで回しているので要所では足りないのかな足りないかもしれませんが、現場はうまく回っていると思います。
今は病棟配属ですが、元々小さな離島で働いていたこともあり、そこでは何でも看護師が看護師以外の仕事もやっていたので、今のところ全然苦はないです。電子カルテの扱いには少し困っていますが、少しずつ慣れてきています。

A.元々前の職場は超急性期だったので、こちらの病院へ来て慢性期をみるようになったのではじめはギャップに驚きましたが慣れてきました。離島の病院はマンパワーが確かに足りないんだなということを感じています。夜勤が受け持ち30人ほどになる時は少し忙しさを感じる時もあります。

コメント:はじめは前の職場とのギャップを感じる方もいますが、皆さん徐々に慣れていけるようです。病棟では受け持ち患者さんの数が多いこともはじめは戸惑う方もいますが、慣れるまでは業務量を調整してもらえたり、夜勤勤務開始時もフォローしてもらえるので不安なことがあれば現場のスタッフに相談してもらえます。

Q.3 離島でのプライベートはどのように過ごされていますか?

A.同じ派遣者と一緒にご飯を食べたり交流もあります。今後また何か一緒にやりたいなと思っています。

A.冬の季節は天気が微妙でまだ海に入れないので、休みの過ごし方を模索しています(笑)ケービングの名所があるみたいなので、職場の仲間と近々行ってみたいと思っています。
ビーチクリーンのイベントの予定はコロナでなくなってしまいましたが、今度は地元の畑のジャガイモ堀りがあるみたいで参加したいですね。海に入れるようになったら、潜ったりしたいです。同じ寮の人とたこやきパーティーや誕生日会しようと話したりもしています。

コメント:実は沖永良部はジャガイモが有名で、沖永良部のジャガイモ掘りがInstagramでバズったこともありました。離島の海に入れない冬の時期は、病院企画のイベントに参加いただいたり、同じ派遣者同士での交流を楽しんでいただけたらと思います。

Q.4 生活環境やプライベート過ごす中で困っていることはありますか?

A.初めての雪国での生活なので、通勤が大変ですね。今は朝5時に起きて、窓を開けて天気を確認して車で行けるか行けないかで準備が変わります。
また、朝車で通勤できても、夕方には道路が凍ってしまって怖いので時速20キロくらいで走っていると後ろから他の車に抜かされます(笑)

A.車を持ってきたのですが、海風で車がすぐ錆びるって聞いたので3日に一回洗車しています。後、住んでいる寮のシャワーが石灰水なのでそれが気になってます。その他不便に感じることは特にないですね。

コメント:地域ごとに困りごとは違うようですが、現地の方が助けてくださったりもしますし、リカジョブスタッフに相談いただければ可能な限り対応しています。

Q.4 離島へ来る前にはどのような科を経験されていましたか?

A.離島の病院では救急外来、診療所に病床が少しあるような所でも働いていました。都内での病院での消化器外科の経験が一番長いですかね。

A.消化器外科内科・心臓血管外科で6年勤務していてその後、病院の移転がきっかけで手術室に移って2年やっていました。

コメント:離島支援に踏み込めなかったり、迷われている方々の理由の中に看護師としての経験が足りないのではないか、ちゃんと業務ができるのかというのがあるようです。
参加条件はホームページを確認いただければと思いますが、検温、採血やルートキープなどの基本的な技術ができれば心配ありません。不安な点があればリカジョブ説明会やスタッフへの相談会にてご相談いただけます。

Q.4 アイランドホッピングに興味あるとのことでしたが、離島ホッピングは検討されていますか?また、海外短期ボランティアなどにも興味はありますか?

A.はい。今のところ興味があるのが奄美大島群島の喜界島と与論島ですね。海外ボランティアにも興味があるし、選択肢にもあるのですけど語学力に自信がないので踏み出せていない感じです。でもコロナが落ち着いたらボランティアで行ってみたいです。

コメント:離島ホッピングに関してはスタッフが柔軟に対応しますので、希望があればご相談いただけます。島の病院それぞれ特徴があるため、細かい情報もお伝えできます。
海外短期ボランティアに関してもRIKA Job参加者は優先的に参加いただけるので、コロナ禍が明けた後に海外に行っていただけたらなと思います。

インタビューに応じてくださった派遣者の皆さん、ご協力ありがとうございました!

▼第一弾の奄美大島で働く方たちへのインタビューはこちら
≪前編≫
https://rikajob.net/archives/news/interview-with-a-nurse-on-a-remote-island
≪後編≫
https://rikajob.net/archives/news/interview-with-a-nurse-on-a-remote-island-2

▼第二弾の小値賀島・隠岐島・喜界島で働く方たちへのインタビューはこちら
https://rikajob.net/archives/news/interview-with-a-nurse-on-a-remote-island-3

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